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マイナーキッツ

主に製作したキットを公開する場にしたいと思います。 シャシンが見づらかったらお知らせお願いします。 描いた絵も要望があればのせる事も。よろしくおねがいします。 リンク先のピクシブはえろくさい絵やうごイラやまんがばっかりなので 見る方はご注意下さい。

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メイフェア 海洋堂 1/8 ワンダーショーケース(WSC) 完成

ワンフェスで展開している、個性的な造形を選定してワンダー
ショーケース(WSC)レーベルとしてキットを限定発売している、
98年(99年かも)から続くひと歴史あるくらいのシリーズ。
その造形に連ねるNO.26、メイフェアの完成です。まずは完成
した写真の記事を。製作記録を次の記事にのせます。





完成見本写真ではクールな灰色髪と白系の肌ですが、暖かみのある質感と茶系の髪で完成です。







1周した全身。宇宙服を思わせるような、厚手の暖かそうなスーツと
無骨に胴体をくるんでいる換気用のようなコードがメカニカルと柔らかさの
融合に見える、楽しい造形。注意書きのような赤いデカール製のラインの
アクセントも見映えよく灰色に際立ってます。



フラッシュ撮影のもの。細部まで見えてますね。胴体中央のレンズと手に持つ
マスクのレンズは市販のクリアパーツを加工して使用しました。

 

 

背景白の撮影。より暖かみがある写りになりますね。



 



表情アップ。既存のよく見るアニメフィギュアと違う、実写的なラインながら
アニメのかわいさも忘れてないw造形。鼻の下の人中のくぼみまであります。
それでいながら、アニメ的なかわいさもちゃんとある飾れる造形がステキ。
髪の彫刻の繊細さも冴えてます。
 



メイフェアでした。ワンダーショーケースのキットはこれが初めてですが、
飾れますねーー さすがゼータガンダムをお祝い事みたいな赤白青カラーから
グレー一色で表現した、新解釈の先駆者あさの氏の鑑定眼が冴えてますね。この
フィギュアを選定して売ったおかげで作って知る事ができました。
言うまでもなくよくできたキットなので、たぶん製作記でも書きそうですが
キットを所有してたらぜひ作ってみて下さい。繊細ですよ~!次の記事に
製作記をのせます。




 

またも超見づらい立体視。・・・今回右側のピントがぼやけすぎてないか?







もしやと思い、写真を左右反転したもの。ほんの、多少見やすくなった
感じですが・・・ まだまだダメすね。じ 次回にまたっ・・

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キット3つ→「2つ」製作ふたたび/・・どう塗りゃいいんだこれ?

ではメイフェア製作記事です。WSCのコンセプトには
特にどのキットも「初心者向け」という決まりはなく、
ただのカラーレジンをハメるだけのおもちゃみたいなのも
あれば、今回みたいなどう塗りゃいいんだこれみたいな
アタマひねるキットもあり、多様で楽しいラインナップ
ですね。意外にロボット、メカのキットも多く、できが
いいのも多数。近年は異常に高額化しているのが目に
ついてしまうのが悩ましいすね~。



キットの全容です。以前ものせましたが、この記事で統合します。
全身のいたる所に入る、赤ライン用のデカールまで付属するのが
通好みな構成。いいですね。できのいい展示ベースも付属。
しかしこのキットの写真が、ある意味買って作った人達の
ミスリードを誘ってしまったかも。この写真、特撮で暗く写して
作った光源で腹部のライトを光らせていて、本来の白に近い
灰色と違う色なんですよね。その辺を考えて塗装します。
 


記事的に同時に作ったサイレンと重なるので、整形と洗浄、下地処理は
省略を。写真の通り、いつもと同じく進めています。

 

最初の塗装、マスク。まずは本体基本色を。足は塗り分けが3箇所あるので
3回塗装とマスクを繰り返します。じっくり取り組みましょー。



基本的に問題ゼロのパーツ構成ですが、やりづらい所もひとつ。
頭部ですが、髪が繊細に分かれていて、4パーツ分割です。
そのまま作ると分割が残ったままなので、自然に見えるように
対処します。まず基本塗装はして、接着してしまいます。

 

1・しっかり乾燥させたら、分割を紙やすりで整形します。けずれてレジンの
地がみえてしまいますが、かまわずしっかり分割を処理。2・整形して薄く
なってしまった彫刻を彫りこみとやすりで復活させます。3・瞬着で目止め
します。4・細かいきずを残さないようにパテを塗ります。5・細かい目の
やすりまでかけて処理が終わった写真。完成した頭部を上から見ると
こんな感じに。

 

このキットの難点はキットのパッケージ写真と、付属の写真です。
ライティングした作った影の入った写真で、異様に暗い服装の色なの
ですが、実際は明るい灰色とウォームグレーのカラーリングです。
どういう色で塗りゃいいんだこれ?と調色にずいぶん悩みました。

手首、えりと腰回りにボア生地があり、明るい薄黄色なのでスミ入れを
暖かい感じにするため、エナメルのスミ入れではなく油絵の具の茶系で
スミ入れします。つーか元々はタミヤMMシリーズのフィギュア用に
そろえたものですが あんま使ってないすねwペトロールは薄め液です。
ロージェンナ(茶)、バーントジェンナ(こげ茶)を使用。多少どぎつい
ツヤと色に見えますが、つや消し処理を見越してこのくらいに。



スミ入れです。エナメルの茶系、黒よりの灰色などで塗り、乾燥させている所。

 

アタマの塗装ですが、見本ではクローン少女を思わせる人工的な
灰色の髪と灰色の目、白に近い肌色ですが今回は年齢どおりの
少女の雰囲気の塗装で。なのでほおを血色良くするためw
パステルをけずって描き込みます。後のつや消しクリアーで
定着させます。



基本塗装終了。なんつーか世界名作劇場に出そうな田舎の健康少女みたいな
ノーテンキな明るい顔になっちゃいましたが ・・・クールな塗装ができんという
性質、タチがまるわかりですねw ふだんロリ絵ばっか描いてる影響かこれはっ?
これも個性?(そんな崇高なもんじゃねエだろ!)



数少ない つーかここだけ自発的な作り込みしますが、手に持つSFぽい
マスクのレンズと、完成写真では特撮で光らせてる、腹部のライトの
ような丸いくぼみに市販のクリアパーツを組み込みます。くぼみに
合うようにクリアパーツを多少けずり、2千番の細かいやすりで処理。
レンズは宇宙飛行士のヘルメットのガラスみたく金色透明に見せたい
ので、この後ゴーグルのくぼみ部分を金色で塗装(ひとつ前の写真)。



さらにレンズのクリアパーツ自体もクリアイエローを塗装、下地の金色と
クリアイエローのレンズで深みのある金色透明レンズに。腹部のレンズは
カメラレンズのような感じに、うっすら青い感じのクリアブルーで。
完成するとアクセントとして見栄えがよくなります。最後に付属の赤デカールを
1ミリ以下から1.5ミリ程度の太さで切り分け、参考写真を見ながら貼ります。
フラットベース2対クリアー8程度のつや消しクリアを作り、全身に塗装して
目を水性塗料のクリアで光沢を入れ、作ったクリアパーツを接着して完成です。

 




大きさはこんな感じ。1/8といえ、市販の可動フィギュアを遥かに超える
迫力。つーか造形が、なんというか美術ぽいのでアニメフィギュアと比べる
対象が違うかも?
 



どう塗るか見本写真が曖昧なので悩みましたが、こんな感じに完成です。
キット自体は言うまでもなく高度で、さすが商業原型でいいフィギュアを
作り上げている実力派の造形です。イベントでもキノとか文学少女とか
このキットに連ねるオリジナルシリーズも、まずは「飾れる」事を
ちゃんと押さえた見映えがいいですね。ソノラとかも繊細ですごかったな。
コトブキヤで発売していたキットもいくつか所有しているので、いつか
完成させて見せたいですね。もしキットを所有していたらぜひ作ってみて
下さい。設定された指定塗装はないので、宇宙服みたく白もよさそうだし
赤で特殊潜行装備みたく見せるのも楽しいですね。数字や文字のデカールで
クールに表現するのも。WSC初の完成キット、いいキットでした!

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