サイレンF型完成しました。可動を残すのがかなりきびしいキット
でしたが、製作記事は次に載せてこの記事は完成した姿を。
MM可動と差し替えはほぼ生かしましたので（首と腰の右側の裏のウロコアーマーのみ
やむなく固定）手首と上腕差し替えで盾をかまえる事もできます。
ぐるりと一周しました。HJの写真通り、まさにサイレンなスタイルです。
不敵に笑っているようなアルカイックスマイルの顔、「３ツ目」の
サイレンの特異な表情も的確に再現されてますね。
フラッシュで撮影するとこんな感じ。あんま日差し撮影と変わらない印象ですが、
日陰でわかりづらい腰の裏側も確認しやすいですね。
せっかくなんとか可動を残したので、多少のポーズをつけた写真も。
日差しが弱くなってしまい多少暗めで申し訳ないですっ･･。
サイレンF型、MM可動版でした。結構苦戦した製作は次の記事に。
まさに３巻のラルゴ機な感じも思わせる、ひたすらカッコがいいキットです。
１／１００でF型は実質ボークスのみなので、目の前に立体として存在すると
かなりうれしいすよｗ。カッコいいキットでした！
見づらい立体視を今回も。･･･どうも左側のピントがいまひとつ
ですね～･･･うまく立体視を写したいっ･･･！
サイレンの製作記事です。完成記事の通り可動をできるだけ
残して作りました。このMM･･･メカニカルムー「ビィン」グ
可動を喜ぶユーザーはゼロですと前の記事やその前の記事にも
書いてますが
マジで今回は動かす気ほぼねえだろ的な構造で
困っちゃいました（毎回言ってないそれ？）。
とはいえ オクの完成出しもネット既出のF型完成写真も、
ほぼ全員可動をあきらめて（笑）固定で写真のせてますので、
自分はエンゲージの時同様、多少でも動く楽しさを残しました。
今回は先に書きますが やはり可動で組むな では始めまーす（あっ･･）。
：何色に塗る？って･･･そりゃこれでしょサイレンFはっ！
サイレンF型はかなり色の選択があります。
左上からデザインズ版ラルゴ皇帝色、本国近衛機の薄空色、ブラウマ機の赤、
下の2機は単行本本編の短期決戦機の深い群青色。他にエディション版マンガ
２巻のツノなし量産機（オリーブドラブ色）もありますね。
どれに塗るかというと もーこれですよね
え？それボークスが勝手に設定した色でしょ？オフィシャルじゃ
ないでしょって？ 実際はオフィシャルです。作者の指示で、この
塗装をしたと記入あります（HJ99年2月号）。この色が、ラルゴ機の
「本国機」です。3巻の決戦機の、装甲変換前の姿ですね。
3巻のラルゴ機はデザインズまで配色は群青ですが、これも指示なので
正しく、やはり赤と濃厚な黒に近い青。この冷徹な凄みのある色。
これしかないっしょ！本編のラルゴ機もデザイン画のサイレンも楽しめる
おいしい色です。
製作です。前にここまで書いてますが、総括してここで全部を。
いつもどおり大きいカケや気泡は上のようにレジン片を接着して処理。
段差や可動部分のハメ合いも試しておきます。
整形したけずりレジン粉やスジ彫りにはさまった粉を洗剤で磨いて除去。
いつもどおりすね。
パーツを大きめの箱に配置して、レジンキットの守護神タミヤホワイト
プラサフ。なんかフィギュアのパーツがありますが 別の記事で･･。
完全に乾燥させて次に。しかし。この乾燥、この極寒の時期キツかった･･。
たとえストーブに近くても、熱の伝播はかたよってるので乾燥しづらく、
何より換気扇回してようが溶剤発揮臭ただよいまくりｗ ひえ～です。
乾燥後、可動させるので組める部分を組んでいきます。
サイレンは腰回りに10枚もの装甲がつきます（ふんどし含む）。
可動なので、塗装時に干渉して色剥げしないように注意。
他に足の接合基部ですが説明書どおりにやりました（写真上）が、
後に足のボールジョイントをハメたらぼつっと基部ごととれましたw
どうも、説明書でのポリキャップの切る範囲の指示が誤ってるようで
キャップが大きくてハメたら基部ごととれたという。ボークス～･･
いや このキットの場合こういうのも「わかってますよね」系だから
いいんですけど･･･。
ひざの可動の接合です。恐ろしい事に説明だとこの組立を軸入れなしで
組む指示ですが こんなん金属軸入れないとまげた瞬間とれるのでｗ
がっつり金属線を組み込みます。エンゲージで学びました（･･･。）
組みあがりましたので、塗装準備です。毎回スタメンを決めてとりかかります。
今回のスタメンは青2本、銀、紫、黒、赤、ミッドナイトブルー、蛍光レッド、
金。仕上げのクリアー系も濃い群青なのでブルーパールで。スタメンを決めたら
調色。このように昔のグンゼのビンに作った色を入れると、やりやすいですね。
多めに使う色は大きいビンに。間違えないように色の記入もします。
本体色（青＋黒少々＋紫微量）を全身に塗装して乾燥後マスキング。
よく曲面にマスクしづらくて「あ～～もういい！こんな丸いとこに貼れるか！
もー色分けできてるガンプラつくる！レジンやめ！！」･･･な境地に陥って
やめる人多いらしいですが、 あきらめないで下さい。
曲面のテープは曲面にあわせりゃいいんです。テープがたわんでなじまない
所は、上の３のように、小型のはさみでたわむ部分を切ります。
こうすると切った部分のたわみをうまく逃がして曲面に貼れます。
ひとつのパーツに複数の色をマスキング。前にも５重マスクとかやってますね。
今回は３回繰り返しなんで３重マスクです。まずは１の、銀の鉤ヅメマスク。
乾燥後、２の装甲裏のメタリックグレーマスク。乾燥後、３、４の赤い紋章のマスク。
塗装と乾燥を繰り返し、つめでひっかいてキズがついたりするとやり直しですが、
じわ～～っと長く、こういう事もあるもんだとかまえてじっくりマスク塗装しましょう。
機体の色のすごみを象徴する赤。発色よくピンクを塗装してから、薄く
赤を塗装。
全身にくまなく打ち込まれているひし形の器具も、あまりに小さくて筆で塗る
もの以外はマスクします。数が多いけど ･･･がんばりましょう！（･･･。）
マスク塗装、スミ入れも完了。あの 冬場だしラクしよーと思ってこれ作ったのに
ぜんぜん前のKOGATよりキツいんですけど･･･。腰と肩の装甲が多い～･･。
あと、この足首ですが指示だとABSジョイントに１１番の
ボールをハメろという指示ですけど
はまりませんｗｗ つーか指示どおりはまっても足首動かした瞬間
外れないかこれ？ まあ 前回のATと同じく「だってGKだし」という
事でこっちでなんとかします（FSSキットこの局面多すぎねえか？）。
ジョイントに太い２ミリ金属線を軸入れて対処しました。
ちなみに足の後ろの２つのアイゼンもアルミ線を入れて可動にしてます。
いつもどおりデコパージュも用意して整形、ニス塗り。写真は完成直後で
可動テストしている所ですが、足を前に出しただけで２ミリのレジンに
金属線で穴あけ可動という「動かすと壊れるにきまってるでしょ」可動の
腰裏のウロコアーマーの軸のレジンが割れましたｗ 足上げただけでｗｗ
･････どこかテスト可動でやられるだろうなーとは作ってて思いはしました
が･･･。ちなみにHJ２０００年１月号（２か３月かも）に、このMM版の
完成見本が雑誌に掲載してますが、
写真は全部棒立ちで、まっったくポーズをつけてませんでした（･････。）
「動かすと壊れる」報告は、ネットで完成させたユーザーがよくポリが割れた、
軸のABSが折れたと書いていて、動かせないと皆書いてますが、ホントかそれ？
とこのように動かす仕様で作りましたが マジで動けないすね～これｗ
しかたないので右側のウロコアーマーは固定。
他にボロボロボロボロボールジョイントが落ちる右腕は
ジョイント側のポリに接着剤をぬってキツめに調整。
首のレジンに直接ジョイントで可動（そういう指示です）も
ABSがすぐレジンの硬さに負けて外れまくるのでやむなく固定。
ふともものジョイントもあっさりABS軸がひねりましたので
しかたないので足首同様金属軸を組み込み。右ふとももは
ジョイントのボール部分をけずって調整、負荷を軽減。
それ以外の可動は生かしました。首、腰右側の内側アーマーのみ
やむおえず固定してます。
大きさの比較。よく「最近のボークスの１／１００と大きさが合わない」と聞き
ますが、たとえガンプラ１／１００の１８cmに比べても十二分にでかいですｗ
飾り応えは十分ありますね。
形状は素晴らしいキットですが、MM機構は動かしづらい構造で
接着推奨です。このキット、前に作ったエンゲージより昔なので、
可動構造は今ひとつです。ただ、本当に形状はよくできてます。
サイレンF型、MM版でした。いいキットですが、MM版は
可動で作るのが難しいキットでした。作り応えはありますね。
ミョーによくとれたのでこういう写真も掲載。剣のみで飾るのも
いいもんすね。
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