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主に製作したキットを公開する場にしたいと思います。 シャシンが見づらかったらお知らせお願いします。 描いた絵も要望があればのせる事も。よろしくおねがいします。 リンク先のピクシブはえろくさい絵やうごイラやまんがばっかりなので 見る方はご注意下さい。

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ヘビーゲイジ・ハーロック完成 製作記事あり

(記事に描いて掲載した絵がありますが、成人未満閲覧注意お願いします)

どもです。いつもはFSSキットですが、今回はフィギュアキット
完成です。さらに今や99%市場のアニメゲームフィギュアは
女子ですが、今回女子じゃないです。1%の誰かには、刺さる
事を期待です。
今回はヘビーゲイジ製キット・ハーロック、劇場999版ではなく
「宇宙海賊キャプテンハーロック」白ズボン版で完成です。


キャプテン・ハーロック、TV版で完成です。
カラーも濃厚なマントの赤ではなく、テレビ版らしい明るい赤で再現。
表情も若くなるように多少あごを細く、ほおの彫りなど埋めて修正して
優しげなテレビ版で完成。










ズボンの白はセル画などの薄い茶色系ではなく、より深みを出す
薄い青系で再現。茶系で薄汚れた方向も捨てがたいのですが、
今回は若い海賊時代を意識して明るめに。


今回もフラッシュ撮影は何枚写しても多少光りすぎるので、
多少ましなこれだけで。背景白の撮影です。





恒例ですけど窓の側撮影。町内を見渡すキャプテンです。
い いつ地球にもどられたのでっ!?



やっぱ逆光ぎみで申し訳ない感じですが・・。
キャプテン・ハーロックTV版でした。それでは完成までの
製作記事、いきますっ。




:やはりよくできている!ヘビーゲイジ、まさに「ガレージキット」!


メーカーの完成見本はこんな感じ。まさに劇場999の
決定版ともいえる出来です。
購入した方々もキット通りの、劇場版で完成された方がほとんど
ではないでしょうか。自分も当初はそれで完成の進行でしたが、
ネットに公開されているユーザー完成はすべて999版でした。
・・・なんか一人くらいテレビ版で完成してもよくないかな、と
思ってしまって 今回はこのようになりました。



まずはテレビ版の写真確認です。もちろんアニメも見ましたが(現在
配信で見れたので・・)より鮮明なイメージセル画から。
999との違いはズボンカラーなどありますが、それ以前にハーロック
自身の顔が若い!細身のあごに優しげな目です。999の骨太な
作画と違い、アゴわれもなし。まずはこのあたりを再現する必要が
あるかな、と進めます。


表情もあるのですが、確認しなければならんのは「はたしてヘビーゲイジ
のキットはカラー変更しても大丈夫なのか?」があります。飾りづらいなら
やめた方がいいですし。なので、イラストソフトで配色を変えてテストします。
左は参考にした市販の完成フィギュア。
・・・・・よくない?白でも大丈夫でない?よし、これでいこういこう(単純・・)



キットはこんな感じ。箱がでかい!中身もぎりぎりで入ってます。
このキット、ほんと少数のパーツ構成で体躯のほとんどとマントまで
一体成型のワンパーツ成型です。足も片足はマントと一体です。
わずかに腕組みや装備武器などが別パーツにとどまった、巨大な
キットながらシリコン代は抑えられたと思われるよくできた構成です。
ただし。お気づきと思われますが、「塗装」でのマスキングは
困った事になるのは必死w。でもここまでの彫刻と表現のこのキット、
しっかり修正、マスクのやりがいもあるもの。早く始めましょ!


数パーツなんであっというまにテープで立たせて確認。
体躯にはまったく問題なくよくできてます。気になるのは
・・・表情です。


左はし上下がオリジナルのままの顔です。
このように、ほおにへこみがありゆがめた口元と上向きに
彫刻された写実的な目、そして太いあご。とてもよくできてます。
・・・とはいえ。なんというかハーロックつうより宝島のキャプテン
シルバーに近い、がっつりトシ相応というか無頼漢みなぎる顔。
まあその ・・・もう少しほっそりしたスカーフェイスのハンサムガイ
がテレビ版に自分は思えたので、またもイラストソフトで「こんな
感じ?」と塗りで修正案を描いてみました(中央上下)。
テレビ版のセルどおり、口も下向きに閉じてみます。一応の
彩色も。  ・・・・・・・・・。 なんか・・あまりにナヨッとしとるような・・・。
ううむ・・。 こ これはやっぱ修正がすぎるか・・な?
では。「口は元のままで。ほおはプラ板を貼って修正、あごは逆に
やや細身に。目はやはり修正して優しめに」方向性が決まったので
開始です。



まずは離型剤の油分洗浄。いつもどおりに。これもなんだかんだで30年
選手のキットですので、がっつりと。今回マントが広すぎて小さいブラシ
だと時間がかかるのでスポンジ磨きで。広い面のみですが、いいですね。


1:開始。まずは成型ラインを修正。ナイフなどでそぎ、やすりをかけます。
2:全身の彫刻を彫り直します。そんなFSSみたく装甲裏側びっしりとか
発狂ものではないので(ほんと・・)くまなく立体感を強調のため彫り直し。
靴底もわかりづらいですが整えます(右が彫り直し後)。
3:ウェーブ軍団に比べればないに等しいほどに少ない気泡。う うれしい・・。
なのでこちらもくまなく埋めて修正。直しづらいツブ穴も広げて直しやすく。
4:キットではひるがえるマントの大部分が1パーツ再現ですが、両端は
ビシッととがった三角。ここは両端別パーツです。軸打ちしてがっつり
接着、段差なく修正です。こういうすきまが残りやすい所をうまく修正する
所がフィギュアキットの見せ所かも、ですね。



5、6:恐れながらですが最上のヘビーゲイジ彫刻の、それも顔を
修正です。まずはほおのへこみを直すプラ板を切り出し貼り付け。
細身になりすぎないようにパテなどで輪郭を修正します。
7、8:こうしてキャプテンシルバーばりな、けつア・・割れアゴや
四角い輪郭、彫りのあるほおもなだらかなラインに。目も眼光
鋭い無頼漢からやや憂いがありげな方向に。
9、10:左がボヤけてて申し訳ありませんがメーカー見本、
右が修正して完成した顔。 ・・・・・。 ・・・やっちゃいましたもしかして?
何かしら若々しくしすぎた感が・・と とはいえセルを見る限り細身の
ハンサムガイだし・・・これで完成です。まあその お 同じ完成ばっか
でもつまんないですよね!こういうのも・・・(いいのか?)とりあえずっ・・。


11、12:とりあえず。しっかり穴埋め、段差処理です。ヘビーゲイジ造形は
服のしわの作りが本当にデッコボコの山あり谷ありが連なる箇所に段差が
あるので、段差にそってきれいに処理します。



13:無心で表面をすり合わせです。大きめのキットだし、ダラダラ進める
と完成しないので淡々と。それでもFSSより(あんまそればっか引用すな・・)
全然楽勝なので、しっかりと。
14、15:すべての整形を終えてけずり粉などをしっかり洗浄。
再度油分も完全に落とすように磨き上げます。やはりFSSより、早くできる!



乾燥後、安定のガレージキットの守護神タミヤプラサフホワイトを。
いやもうホントタミヤサフはいいわやっぱ。「乾燥後みがくの面倒くさく
ない?」などあるかもですが、思ったように平滑な面を磨き上げれるのは
やはりいいですね。ガレージキット、こうでなくては。


16:サーフェイサはスプレーなので、もちろん「ダレ」も生じるしサフだまりで
彫刻が埋まる部分もあります。ただ、これがこちらの「狙い」なのでまったく
問題なし。薄くて頑強なパテがしっかりコーティングされている事が重要です。
17~19:改めて確認しやすくなって見つかった気泡、きずの修正。
見つけたあと見失うのもよくあるので、しっかり印もつけて修正です。


20:本格的に最終修正です。サフ地を徹底的に平滑に紙やすりで
仕上げます。
21、22:途中で穴など再度見つかったらしっかり修正。手がホワイトサフ
の粉でまっしろですが、いつもの事です。手袋はしません。素手できず、
段差をしっかり感知しながら作業します。・・・手のひらから悪い何かが
入ったりないですよね?何度も手洗いも、欠かさずに。



最終修正完了、けずり粉まみれのパーツを3度目の洗浄です。
いよいよ塗装できるパーツになりました。ここからが、今回の
メインステージ「ほぼワンパーツキットにマスキング大会」です。



まずは塗装のスタメン決め。肌色も、自分はフィギュアもまれに、このように
作るのでそれなりに塗料を備えてます。ヤロー肌も、いわゆるミリタリー系の
フィギュアでのフレッシュを中心にした調合で進めてます。ただ、1/35などの
プラフィギュア用フレッシュはかなりピンクよりにメーカーが配色してます。
くすんだピンク系のつや消し肌というか。なので、黄系に調合とセル画の
やや白色系なキャプテンにするため女子フィギュア系からも調合です。
具体的にはガイアのフレッシュにクリアオレンジ、黄色少量のベースに
クレオスのガチガチに男ハダのフレッシュを2割強、様子をみながら調合です。


23:ではメインのマスキング塗装、今回は細かく解説します。
まず順番は、薄い色から進めて最後は一番濃い色、もしくはすべてを
隠蔽できるメタリックの順です。なので、最初はズボンの白色です。
やや青みを帯びた調合の白を吹き、カゲやズボンのしわ部分に結構
暗めにした青系のカゲ色を吹き、乾燥後に再度白をハイライトの
凸部分中心に吹きます。青系を吹くので一応マスキングも。1重め。
乾燥後、次はベルトの茶、足首、腕の黄色部分をマスク。茶色は
武器のレザー部分はあらかじめ吹いて乾燥しておきます。
しっかりマスキング、茶色をさきほど通り、3回吹き。2重め。


24:ベルト、黄色部分吹きが乾燥後に次は顔、腕の肌色部分をマスク。
3重め。これも3度陰影をよく見て吹き、乾燥後つぎは髪、手袋を
マスク。4重め。ブーツ、武器など胴体以外の黒色部分もマスクします。
髪をまた3度吹き、乾燥後ベルト、肌色塗装部位を保護してから
マント部分のマスキング。5重め。


25:しっかり乾燥部分を保護して、まずは発色を向上させるためピンクを
吹きます。たまたまルミナスミラージュのピンクがあったので採用w。
乾燥後、明るめに調合した赤色をくまなく吹きます。マントはキャラクター
レッドに白を調合しました。濃厚ないぶし銀オヤジな赤ではなく、テレビ版の
明るめな赤で。ブーツや武器類も吹きます。


26:マントは裏地のみ赤色で、表は黒色です。ハーロックやエメラルダスの
マントはクロークと呼ばれるマント系コートに形状が近いのでぶ厚いえりと
首元に止めもあり、裏表しっかり塗り分けます。首の外周も吹き、次は
胴体の黒色部分からマスキング。6重め。胴体のドクロマークはこの時点では
かまわず黒色に吹いて、しっかり乾燥させます。マスキングテープのノリで
はがれないようにしっかり乾燥は、吹く度に毎回です。


27:胴体の黒色乾燥後、メタリック部分のクロークの「ふち」とベルトの
バックルをマスキング。7重め。これでマスキングテープ一本使いきりw。
ブーツのボルト、手袋の白色部分、銃のグリップなどもマスク。
すでにマントも塗装されているので、しっかり保護します。色移りしない
ようにコピー用紙をしっかり、ただし塗膜をきずつけないために、こすれない
ように巻いて太い紙テープで封印w。いや、ガレージキットらしいですね!


28:外周のマスクはえりの裏側も手抜かりないように。しっかり境界も
ヘビーゲイジキットは彫刻されてます。
29:いわゆる塗装ミスです。今回も何かあった、という事ですね(ああ・・・。)
手袋ですが、最初に白ズボンの様子見るのに見本にした市販の完成品。
どう見ても手袋赤いですよねw その通りにこのように赤く吹いたのですが
・・・・・なんか 違くね? 思い過ごし?何か・・・ もう一度セル画を見ます。
はっきりレザーの茶色ですねww どうりで何か引っかかると思った。
・・・・・マスキングし直してレザーカラーに。
30:手袋のドクロマークは白系なのでマスクしてグランプリホワイトで。
この後、しっかり彫刻を黒色で塗り分けます。
31:銃のグリップは中央は黒色なので細かくマスクして、グリップ自体も
レザー系と違う茶色で吹きます。


32、33:ずっと続くマスク塗装の乾燥の合い間に、展示用のベースも
作ります。144のFSSに使えるかと思ったラウンドベースですが、足開いて
飾るFSSには小さくて使えなかったのでここで。ただの木のデコパージュ
なので240、400とやすりがけの後にニスを塗装。この時ですが、持って
ハケ塗りするとき、台のはじを持って一部だけ塗りきれないとその部位だけ
ニスが明るかったりと浮いて見えるので33のように、底面に紙テープを
何かの入れ物(これは綿棒の入れ物)つなげて、介して持ちハケ塗りです。
乾燥もこのまま入れ物を立たせればニス塗り部分をさわらず済みます。


・・・・・すべてのマスク吹きを終了して、いよいよはがします。
はたしてきれいに吹き分けられているか。ボールくらいはがれたテープが
できましたw。このようになかなかに上等です。書き忘れたけどムネの
ドクロマークもマスクしてグランプリホワイトで。8重め。すべてはがし、
吹きもれをくまなく調べる。やはり吹き忘れました箇所ありました。
ズボンの脇にジッパーのような彫刻があり、セル画では黄色なので腕などに
使った黄色をマスクして塗装。同時に多少髪の色が、多少黒色がテープの
すきまから吹きもれの部位もしっかりマスクして吹きます。重ねてないので
9重とかないですが、このように何度も何度も、何度もマスクして、しっかり
飾れる「飾り物」に仕上げていきます。しかし写真、朝になったり蛍光灯の
夜だったり環境の色合いまるわかりですね。ちなみに27が昼頃で、
これは夜近い頃ですw。


細部まで筆塗りも使いリタッチして、ほぼ塗り分け完了。まだ目や
手袋など続きます。


顔の改造部分を再度見直します。・・・これでいいのか?
・・・・・・・いいか。と思ったけどほんの少し口元を笑みよりに
彫り、やすりがけして肌色直し。あっ、腕に手袋の茶色が。・・・と、
十分に見つめて直しを続けます。顔と腕の傷あと部分も筆塗りで。


全身のスジを彫った部分、武器、衣類のくぼみに調合したエナメルを
筆塗り、スミ入れ塗料落とし。けっこう手間取ります。エナメルは落ち
すぎたりがよくあるので1度ですむと思わず、数度やり直し部位も。
しっかりエナメル除去して、目も白を塗り描き込み、武器のみコンパウンド
で磨きあげます。この後、半光沢よりのつや消しクリアを調合してつやを
統一して吹き、しっかり乾燥させて塗装完了。完成です。


大きさはこんな感じ。一言、でかい!約28cmの、迫力の完成です。
いつもの13cmのザクがおまけスケールですね。
明るめなテレビカラーも単調にならないように見えてますでしょうか。
しっかりくぼみにスミ入れをしてますので、くっきり見えると思います。




ヘビーゲイジ、キャプテンハーロックでした。
ひさびさのヤローキット、どうでしょうか。ブログ開始時ぶり、ですけどw。
派手にひるがえるマント、ぼっつり浮き上がって彫刻された目立つバックル、
くっきり陰影がある立体的な衣類のしわ、ヒロイックに細く長い手足に
大きい手、自分が作り直してしまったけど本来はもっと彫りの深い表情。
まさにヘビーゲイジの造形が炸裂な、飾っている場所の周辺が気持ちいい
緊張感まで感じさせる存在感。これぞガレージキット、荒々しくも際立つ
手作りの存在です。女の子フィギュアで前に大運動会のあかりも作って
ますが、本当にヘビーゲイジの造形は飾る事に特化してます。前も
書きましたがゲイジキットは男女キャラ問わず好きで、大ドロボウジンや
バガボンドの不動やスト2のTホークなど、今すぐでも作りたいキットも
保有してます。ヘビーゲイジの場合、釣りキチの現物見た時も思ったの
ですが立体物が絵の表現をある意味超えてしまうほどの躍動感が。
それを表現過剰に思われる方もあるかもですが、海洋堂の山口氏の
凄まじいパースが現実無視してついているw「特化」されたカッコよさの
立体。それが見たい!のです。メカだから正確な部品構成、ではなく
うねり、ねじれてもいいんです!フィギュアの人体でも同様で、まあアニメ
フィギュア自体目の大きさで語るべきではないですが手足が大きく、
現実無視の迫力も造形ならでは、ですよね。ほんと、やはりまさに
ガレージキットでした。もしヘビーゲイジキットを所有されてましたら、
ぜひ作って飾ることをおすすめです。まさに飾り物ですよ!



そんなわけでこのブログ最初に載った海洋堂のエイジと並べて。
けっこうエイジも大きいですよね。左端の古いフィグマも含めて、
実は3体とも関係性があります。左2体はヘビーゲイジで原型製作
もある、浅井氏の造形です。いわゆる同門的な造形を楽しめるのも
ガレージキットの楽しみですね!それではっ・・・。







キャプテンの生きざま立体視!
『男は時々何をしてもまったくダメだという時があるのだ。
やればやるほどおかしくなる・・・そんな時は』

-エロ絵を描いて元気になります

というHENTAIは宇宙の男になれんのう(なんで生きてるの?)


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