忍者ブログ

マイナーキッツ

主に製作したキットを公開する場にしたいと思います。 シャシンが見づらかったらお知らせお願いします。 描いた絵も要望があればのせる事も。よろしくおねがいします。 リンク先のピクシブはえろくさい絵やうごイラやまんがばっかりなので 見る方はご注意下さい。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

シリコントライブ・ルミナスミラージュ 完成 (製作記事あり)

以前に何度か分けてのせたルミナスの記事を製作、完成を統合して
新規に書きました。こういう「キット製作完成の記事」は「最初に
完成写真か最初は製作記からか」決めかねないんですが、完成写真だけ
見たい人のほうが多数じゃないかな?と考えているのでまずは
完成写真から。新規写真そんなないですけど・・






















 






ヘルメットを0.5ミリ金属線で取り外し可能にしています。





ファティマルーム基部が再現されてます。真ん中あたりに0.6ミリ径の
ヘルメット差込穴が見えてます。(0.1ミリ穴の幅に余裕をもたせてヘルメットの
差し替えを容易にしています。)






フラッシュ撮影した写真です。

 
これもフラッシュ。背景白なので影が浮きすぎてちょっと見映え下がりますけどw









0.6ミリ金属線でつなげた胸の左右リフレクターが金属線可動で
開閉可能。ミラージュ系のFSS完成品であまり見れないリフレクター
裏側も見れます。ところで、FSS12巻でのルミナス登場時(224ページ、227も)
リフレクターが 描いてない 事に気づかれてますでしょうか。
一応取り外しできますので、そういう「リフレクターなし状態」もできますw



シリコントライブ・ルミナスミラージュの完成写真でした。では。
・・・製作記事いきます。完成して2ヶ月こういう記事かいてなかったけど、
なんというか 今回のキット、難易度はいままで作ったFSSキットおそらく
30以上ですが、その中で5位以内確実ですね。当分これに関する何かを
書きたくなかったから書いてなかったかも。ちなみに今までで最高に
作りづらかったのはwave1/144、クロスミラージュ雌型です。あれはもはや
暴力と言い換えてもいいかも。あのメタルパーツの上腕と武装は泣かされ・・
それはいいとしてルミナス製作記事いきます。つーか なんかFSSの、
クロスミラージュ系キット全部異常に難しくないか?クロス雄はルーター
べイルの金属線張りでくたばるし、クロス雌はミサイルボゥやメタルパーツ地獄
だし、このルミナスはマスキングの拷問だし。  ・・・どういうこと??




まあともかく。キットそのものはFSSキット史上最良ランクです。正直
シリコンFSSシリーズを所有してキレイに完成して保持していれば、
まさにFSSマニア、模型でもガチ勢のファンだと言い切れるかも。
FSSプラキット、ほぼマスキング不要プラモだけ作りました勢と一線を画します。
ただしキットを作る側に課せられる作業は精密作業、読み違いしない
ポージング、的確なスミイレ、極小微細パーツの取り扱い。そして
徹底した精密さのマスキングを課せられます。その ラクに作って
もらおうという構成じゃないですよw 例えばこのでかいべイル。
接着ポイントは小さい基部と接着面が2ミリもない下腕の装甲です。
「ふつう」に瞬着で付けてボタッと落ちない『わけがない』構成です。
何か工夫しないと、べイルすら持てません。そういうキットですw


 

離型剤の油性分をいつも通りクレンザー+ママレモンの最強油性落としで
くまなく洗浄作業。



全パーツがっつり離型油分落として指でツルツルが完全にとれて
なぞっても引っかかるのを確認して、乾燥です。


 
リフレクターのツバが薄すぎて、パーティングラインとバリの
切り出し時にくぼみができてしまいます。なので、プラ板を貼り
整形します。カドの凸もちゃんと切り合わせます。気泡埋めも続けます(右下)。



頭部両側につく、索敵用アンテナと思われる微細パーツ。
こういうパーツの整形は折らないよう、けずり過ぎないように
レジンランナーについた状態で、まず整形できる側のパーティング
ラインをやすりで滑らかにします。片側を整形後、バリを残して
切り出し、バリの部分をつかんで整形。最後にバリもとってやすります。
非常に細かい、チューブのパーツも同じように注意深くつかんで整形。
折らないように折らないように、つかむ場所を残しながら進めます。



微細パーツの整形後。指が全部別パーツという凄まじい構成。
「ガンプラのRGは144でもっとすごいじゃん」とか言われそうですが、
これはPCデータ彫刻機材や機械彫刻機を一切使ってない、人類の手だけで作って
ますよ。どうみても魔法か何かでやってるとしか思えんすごさ。さすがシリトラさん!



装甲の裏側や腹部など。・・・・・どーやって作ってるんだこれ?この腰装甲
裏の、扇子を広げたような段々モールド、どうすると人類が彫れるんだこれ?



今回のルミナスの注目パーツ、頭部内部。なんとファティマ
ルームの基部まで彫刻されてます。操作インテリアはないですが
(ヘルメットにはルーム天井のモールドもある)、うれしい
サービスモールドですね。



気泡はボークスやWSCのボコボコタイプでなく、waveや海洋堂の
ばらまきタイプ。いわゆるびっしり微細なアナあきパーツです。
とはいえ逃亡を考えるほど深刻ではないです。ヘルメットは気泡が
できやすい形状のようで、数箇所アナカケありました。



ばらまきタイプの気泡の特徴。前作ったニキやフェノもこういう気泡でしたね。



こういう気泡の対処は瞬着。タミヤパテ派も多いし、模型誌や
講座本はタミヤパテ押しですが、タミヤパテはラッカーなんで
ヒケができる事がありレジンには使いづらい印象です。このように
盛り付けるように塗りこみ、乾いたら再度みてヒケてそうならまた塗る。
乾燥後、やすりで整形です。



全パーツ整形後、いつもどおり洗浄してレジンとサフのけずり粉
を除去。しっかり乾かして塗装まで待機です。



今回の塗装スタメン。上のピンクが多いのがルミナス。花びらやクローバーの
緑と黄も。足は4重か5重マスクになりそうです。ひえ~(・・・。)
下の箱は別の記事のフィギュアキットの塗装のもの。一部どっちも使ってるけど。



さて。本体のうすい桃色、白ライン、関節系の赤、それらの関節以外に
一段濃い色をカゲ入れして吹いて、乾燥したら「拷問」マスキングのお時間です。

普通に考えて、こんな1ミリ以下の花びらモールドや0.5ミリ程度の四つ葉
クローバーの「茎」部分にマスキング。無理があります。まず、カッティング
シートにマスクテープを貼って、切り出して貼る。―無理。ゴミみたいな細かい
テープのくずだらけになり、ノリの強度も弱い。直接パーツにテープをはって、
デザインナイフで切る ―無理。花びらや四つ葉の形状が小さすぎる、湾曲が
多すぎて、ナイフで無関係な部分をキズつけすぎる。テープも半切れプラプラ
になりがち。ダメ。

じゃあもう筆塗りしかないじゃないか、となりますが。あれです。
マスキングゾルを使います。

マスキングゾルは本来こういう小さい湾曲のためのもので、面相筆で
置くようにゾルを塗り、数日乾かします。この時の写真は?ですが、

その さっき書いたように2度も失敗、キズなおしや塗装し直しで完全に
アタマにきていらいらしながら「ニャロー」とか暴言いいながら
やってて、まっったく写真にアタマ回りませんでした(うわっ・・・)

で でもそういうキットですよこれは!マスキングゾルでやれ、なんて
説明書に書いてないし、「ラッカーやアクリルで塗って下さい」だけです!
なんとか塗れ!という方針のキットです。正直あきらめかけました今回。
左の写真はゾルをはがしてうまく色がのっててほっとした所。関節をマスクして
塗り終わってはがしてる所ですね(右上も)。右下は関節部分でマスクなしでも
いい部分を、なくさないように小さいポリ箱に入れてる所。ほんと微細なので。



シャドウ吹き、塗り分けもほぼ終了して次のデカール貼り。使うのは「赤いひし形」
「天照帝」「白い花びら」ですが、白い花びらは使いませんでした。正確に言うと
使えませんでした。 その このデカール、ニス部分が全部なんですよ。つまり
カッターで切った部分がニス部分です。最初は貼ってました。クリアー吹き
前まで貼ってましが、このままこの花びらを顔の左右に貼ったまま完成すると、
数ヵ月後か数年後、必ず

「ニス部分がういて、黄ばんだ花びらになる」のを予測して、はがしました。

これはIMSや144のレッドミラージュ半透明パーツが黄ばむのと同じで、
たとえUVクリアを吹いても必ず後日黄ばみます。黄ばんでしまうと、「自分から
買った方が後日飾るのをやめて売る時」に不利になります。それを見越して
貼らないのです。いっときの見映えのためでなく、落札者の後日のためです。

意外に思うかもしれませんが、自分は買った方が「売る場合」まで射程に入れて
完成させて出してます。全身をくまなくラッカークリアーで吹いたので、後日長く
飾ってほこりだらけになっても、ラッカーでしっかりコートしているので、
洗剤洗いでほこりを簡単に流し落とせます。展示ベースを作ってほぼ必ず付けてるのも
あとで売る時有利になれるからです。撮影も太陽光撮影中心で撮影ブースなどで撮らず、
多少光りすぎて実物より「高級感」をわざと落としてるのも(ここに掲載してる写真
全部もです)、カメラも適当にヤフオクで2千円で落札したソニーの古い
サイバーショットだけです。「写真が実物以上にキレイにかっこよく見せてウソつく」
事はしてません。写真は実物より劣る写真になってます。これも、落札者が後で
売る時に撮影して、自分よりはいいカメラ持ってるはずなのでwいい写真とれるからです。

今まで、このブログで「半透明パーツ」のキットは全部塗装して出していて、
「透明もの」は作っていない事に気づかれましたでしょうか。「買った方が後日、
売りやすいように」するためです。んな事に何気使ってんだよと思われますが、
そのうち自分の出し物が「再度売られた時、どうなったか」の話もします。
今まで4度、自分の出し物が再度売られるのを見ました。結果はまたの時に書きますw
でも、以前完成して売却したプラの1/100レッドミラージュ、デカール部分たぶん
もう黄ばんでいるだろうなー・・・まだ黄ばんでないといいのですが。悩ましいです。

ひとつ例を言うと、ブログに出てるシュペルターの完成ですが、あれ売った価格
18500円でした。もし再度、いまオクに出たら、いくらになると思いますか?
ちなみに「キットの定価」は19500円です。
 


接着です。ここまでくるとホント安心です。でも、2液がハミ出て固まる、ポーズが
おかしいなどならないように注意しながら進めます。え?後ろのハダカ何って?
えー     なんでしょうね(あ そ・・・)



2液エポキシでしっかり接着。ガッと足を開いて接地した効果で、巨大なべイルを
左腕に持ちつつも支えなしで立てます。
 ヘルメット差し替え、リフレクター仕込み可動、さや可動、手首仕込み可動、
右腕装甲取り外し可能、仕込み可動くらいはやりました。オクの説明に
書いてないけど下の写真みたいな事も腕を動かせるのでできます。





このように剣を立てて飾る事も可能。こういう隠し要素もよく自分は
組み込んでます。ま どうでもいい事かもですけど(ああっ・・)。



シリコントライブ・ルミナスミラージュでした。
今回、も~散々な暴言ばっかりの記事になってて申し訳ありません本当。
でも「星団一美しいMH、完成!パール塗装できらきらです~!」

・・・とか書かれても困るでしょうw。つーかパールは薄くかけてある程度
ツヤを押さえて毎回完成してますけど自分は。よそ様のFSSはテッカテカな
写真ばかりなのがけっこーイヤなんすよね。なんか正直に言いすぎで、
気分を害されたら申し訳ありません。でもウソついてもしょうがないので、
重ねて申し訳ありません・・。今回はきびしいキット(大半は塗装)でしたが
その完成した見返りは、完成写真通りです。キツイけど超精密。いいキットでした。

それでもまーウェーブの144クロス雌とかに比べれば、全然なんとかなるキットです。
もしや「レッドミラージュ・ブーメランユニット型」やこの前の
1/72ナイトオブゴールドAT」が難易度最悪と思われましたでしょうか。
 
・・・そうでもないです。確かにめんどくさいです。でも、「やってればなんとか
なる」キットたちです。「内部フレーム作らないと倒れる」ソフビのクロス雄
ボークスの「スタビライザー真ちゅう線穴あけ地獄」MMバンドールや
「作りながら壊してました」のMMアシュラテンプルのドラゴントゥースとか、
ああいうキットに比べれば、まだまだ「ギャー」とかたまに叫ぶくらいでできます。
ちなみに海洋堂1/220ヤクトミラージュ(97年版)も作った事ありますが、
その時は「ウギャー」まで叫びました アハハー ・・・・・。 な 長くなって
ごめんなさいです では・・・







またも浮き出ぬ立体視。こんなの載せていいのでしょうか!?
目の前にあるように写したい~っ!! それではっ・・・。

PR

Copyright © マイナーキッツ : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]

管理人限定

プロフィール

HN:
こーじ
性別:
非公開

カテゴリー

P R

フリーエリア

アクセスカウンター
アクセスカウンター
アクセスカウンター

ブログ内検索

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31