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マイナーキッツ

主に製作したキットを公開する場にしたいと思います。 シャシンが見づらかったらお知らせお願いします。 描いた絵も要望があればのせる事も。よろしくおねがいします。 リンク先のピクシブはえろくさい絵やうごイラやまんがばっかりなので 見る方はご注意下さい。

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wave 1/100 レッドミラージュ・ブーメランユニット:兼・製作参考あり

では始めます。今回は2体とリテイク1体です。
今回3つに記事をわけて掲載します。最初の一体はっ・・
『なんだかカッコよく作れない』FSSキットで一番上位で有名な(え?)
「ウェーブ・1/100レッドミラージュ・ブーメランユニット」です!


その お前ネットで上のタイトルで検索して見ろよ、すげーいい出来の
ブーメランいっぱいネットに出てるじゃねえか、ン?あんま人がこないブログ
だからってテングになっちゃっていいのお前?ンッ? な 感じに思われ
ちゃいますが(すいません)・・この、「ブーメランユニット」ですが、
『どこでこの存在を初めて知りました』でしょうか?
自分は、ホビージャパン94年3月号の、1/144のウェーブ製レジンキット、
アートギャラリー原型のブーメランユニットで知りました。









これ。これです・・。
すごくピンボケてて申し訳ありませんが、どうでしょうか。
ネットの画像検索で見れる1/100の色々な完成した写真と明らかに違いますよね。
1/100は背面の追加ユニットの増大がまず違いますが、問題は
そこではないです。

ポーズです。

ポージングが、1/100のいろんな完成写真を見ても、なんかビシッとこう、
この144作例みたく「ほぼ水平な角度」「まるでロケットかシューティング
ゲームのボスキャラみたいな鋭角な鋭さ」「盾、べイルをランチャー側に
セットして、キャラクターズ1の表紙のような凄まじい迫力」という
要素が、1/100写真で自分は見た事がないです。たまたまかも知れませんが・・。

これはキットの説明書、箱の完成写真が、「盾は左側で飾る時は付属の
専用金属台に股間部分で接続、角度は下向きオンリー」という
指示と、実際にキットを水平に飾る事はグライダーユニットが重すぎて
不可能で、付属の台を使うならこのポーズしかない、という理由があります。

では。
カッコいい3月号のポーズはムリなのか?
1/100でキャラクターズ1の表紙を作れるのは、このキットと
もう売ってないボークスのMM版だけで、実質このキット
だけです。「右腕にべイル、水平に滑空する迫力のポーズ」は
ムリなのか? それを、今回はやってみます。
というか『3月号をやりたい』のです!あのモーターヘッド・サガを
連載してたホビージャパンを!恥ずかしいでっちあげ記事も
今回やっちゃいますよ?あとぜんぜん役に立たない、このキットの
製作についても書きます。今回長いですっ・・

 

まず煮ます ソフビパーツを煮ます。変形はこれで直ります。同時に洗剤も
入れて、離形剤も除去します。ソフビでも離形剤はついてますので。



ランチャーはパーツの精度がバンダイやタミヤと違い結構ズレてますので、
しっかり貼り合わせてギッチリ固定します。モナカ割なんで確実に合わせ目
処理が必要なので、割り切ってしっかり溶けたプラがはみでるくらい、ガッチリと!



 

合わせ目や段差を修正します。足のももですが、キットの分割だと、ひざ関節が
組み立てた後だと塗れない部分が出ます。なので、「ひざ関節は先に作り、塗装して
マスキングしてから組み立て」ます。まだべイルの裏や足首はバラバラのままです。



ムネのリフレクターの基部パーツ。接着するとリフレクターの
裏を塗りづらいので、ムネを塗装してから基部とリフレクターを
接着します。ランナー状態で持つと、段差をけずりやすいし
落としてなくしづらくていいです。



キット最大の問題(笑)6枚中、4枚のハネパーツの基部です。
なーーんで一枚で成型しなかったのでしょーか・・!?とはいえ やるしか
ないです。ここは単純に接着してもそこそこ強度はありますが、確実な強度を
出すために金属線を軸打ちします(上記参照)。

 

上記のように、今回は手首はランチャーに固定します。このあと2ミリのアルミ線を
手のひらとランチャーに軸打ちして、完全固定しました。これで3月号ポーズに近づけ
ます。弱弱しいグリップで保持より、確実に強度は高いです。



足のアイゼンが水平のまんまなら、浮遊で飾った時カッコ悪い事この上ないので
上記のように付け根を細くデザインナイフなどでけずり、派手に下まで曲げれる
ようにします。完全固定で作るなら、切り離して角度を決めて接着の方がいいですね。



本体色塗装後、マスキング。パーツ数が膨大ですが その がんばりましょう!(・・・。)

 

このキットの凶暴難易度塗装その1w肩です。
装甲パーツ挟み込み接着なので、もはや可動を生かすならこのマスキングしかないです。
「本体色のあとにマスキングして、装甲色を塗装」しましょう。フチが白いと見映えが
いいですよ。



このキットの凶暴難易度塗装その2、グライダーユニットの裏側の
「ぎざぎざモールド」塗りわけです。
塗ってない完成写真、多いですねえ?裏が白いまんま。そりゃそれでもいいです、が・・

「3月号をやる」以上、やるしかないです。この悪夢な塗りわけ。

とはいえ。自分の技術的にキビシイので(あっ・・)、上記のように「最低限マスキング、
細部は筆で」という方針に。   ・・うまくテープを切れれば、そっちがいいのですがっ・・。



グライダー基部ユニットは、付属のリード線で20箇所、パイピングしなければ
なりません。かなりギリギリの長さしかリード線は付属してないのでw、ヤバそうなら
似た太さのリード線を模型店などで購入する必要があるかもです。



このキットだけじゃないですが、MHのレジンキットでも一番の問題の、
「塗装したパーツの接着」です。このように、いちいち接着面の塗膜をけずり、
接着面をむき出すという。とはいえこれ以外あんまいい手段もありません。
その がんばりましょう!(・・・・・。)



これもこのキットの悩む部分、「本体より重いグライダーユニットの確実な接着」です。
もちろん上記のような指示は、説明書に書いてませんw しかし、現実問題ただ接着する
だけだと、少しの衝撃でボタッとグライダーが落ちて壊れる可能性も。ヒジョーに
やりづらいですが、ここはしっかり軸打ちしますっ・・そりゃ作る人少ないすよこのキット!



このようにしっかり軸を通して、接着角度も大丈夫かよく確認してから、2液接着剤で
がっちり接着しました。


 
・・・来ましたね。ついに。やっと完成しました。
これが「ホビージャパン3月号ポーズ」もとれる、レッドミラージュ・
ブーメランユニットです!ポールフラッグも0.5ミリ真鍮線を白く塗り、旗の
デカールにプラペーパー0.2ミリを貼って再現。リフレクターも、今回は
シリンダーを着脱可能。べイルも左右に装備可能。可動部分は肩のトリムプレート
4枚も含めすべて可動します。ネイルとグライダーのハネの可動基部に、木工用ボンド
をぬり可動部がカタカタにならないように調整。これで完成です!では作例記事風に!!








 


・・・・・恥ずかしいすね(うわっ・・)「誰も逃れられぬ」とか・・中二全開・・
この境地ですね。どうでしょうか。「まるでロケットのように」突撃するポーズでの
ディスプレイ。別に木の台をニスをぬって穴をあけて、タンクとタンク基部で3箇所で
浮遊した状態で保持。ある程度角度もつけれます。では写真を、どさっと・・!










 































いかがでしたでしょうか。いま、新型プラキットのレッドミラージュも発売されて
ますが、このキットも見限らないで作ると、今のキットにひけはとらないものかと思います。
一応キャラクターズ1の表紙もできちゃいますし。ボークスのインナパの箱写真でも
やってましたけど、こっちはちゃんとグライダー付きでもっと近いです。
と いう事は ボークスの最新の「V3単騎版」にこのブーメランユニットとべイルと
増装備をつければ これより

・・・・・・・・。

で では! これがレッドミラージュだ、これがブーメランユニットだ!(うわっ・・)
レッド最終形態、完成です!いいキットなので、持っていたらぜひ作り上げて
下さい!ただの一機でも、凄まじい迫力ですよ!



付属のサリオンヘルメットも塗装して完成。おまけもついてて
お得です。ありがとうウェーブ!(・・・。)

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WSC ジュノーン後期型

2体目はワークショップキャスト(以下WSC)のジュノーンです。
このジュノーン後期型、別名ジュノールOdkは
1/100はGKメーカー4社全部から出てますね。今でも買える
ウェーブのプラキット(ただし店頭在庫のみ、最近まで生産
していたので買える)、ボークスからかなり前に出た、確か
圓句氏が原形のキャストキット、さらにスーパースピリッツ
シリーズ ・・略してSSSという、パーツ数を極限まで抑えて
低価格で1/100を出すというありがとうボークスのシリーズから
えーと、赤羽一宏氏の原形でべイルを持たないすらっと立った
かっくいいポーズのキット、海洋堂から片山氏原形の右腕を
剣を持って上にかかげたポーズのソフトビニールキット
(自分が最初に買ったFSSキット。当時4500円)、
そして後期型では決定版といわれているこのWSCのジュノーンです。

 

今回の方針はもちろんホビージャパン93年9月号の作例の再現です。


・・ピンボケてますね。申し訳ありません(ああ・・)
このポーズ、この塗装スよ!この、きりっと引き締まった緑。
青にすごーーく近い緑色!ぼやけた緑じゃなく、なんつうか
昔からの日本美術な原色的なきりっとした濃厚な青と緑、白、黒!
これでいきます。

で 今回もパーツを何かおかしくないかなーとじくじく見て整形します。
写真は大きい気泡アナを、キャストの破片(白いもの)を接着して
埋めて整形してる所。ごく微細なつぶつぶ気泡は瞬着で埋めてます。
前に改造で使ったウェーブのキャスト、一部を固まる前に板やブロックで
固めておいたんですよね。それを使用してます。色も違って確認しやすい。


塗装が終わったあと見つかった気泡も、瞬着でうめて整形。
泣く泣く塗装を削りますが レジンキットだといつもの事すね(・・。)

マスキング。ジュノーンのくさびマークも塗装でやります。
くさびのマスキングは、きれいにマスキングできるぎりぎりまでで、
筆のほうが間違いなくできる場所は筆で。こういう直線は
マスキングが有効ですね。後で結局筆で塗り直す事もよくあります。


完成です。
見てすぐわかりますが、このポーズ、盾がやばいです。
もーー左がやばいですよwデザイン上、足のアイゼンが2本
かかとから突き出ているので、それで支えてますがアイゼンが
なかったら確実にこういう地面にベタ置きだと倒れますねw
安定をとって右足の裏に1ミリ真鍮線で軸打ちして台座に
飾ったほうがいいかも知れません。


剣を持った手首もオプションで付属しているので、
交換できるように1ミリ真鍮線で固定せず差し込み交換可能に。

このすっぽり本体が隠れる、木の葉型の超大型べイルが大好きです。
べイルも立たせた方が安定してますが、やはり持たせたポーズが
自分は好きです。なんか設定画ぽくていい感じです!


あまりおめめが見えてませんね。フラッシュで撮影すると

こんな感じです。思いきしアラまで見えてるぞ、おいという感じですが

まあ こ こんなビカビカな光源で飾る事はないですから!ええ!!(あっ・・)

でもフラッシュだと正直に「日本美術な塗装」な写真になっていい感じかも。
マスキングした塗りわけもちゃんと見えてて結構うれしい。
あと、またまたWSC独自!なモールド、ちゃーんとありますよ~!
肩のトリムコントロールプレートが再現されてます!

これがどういう事かというと。
つまりあれをやろうと思えばできます。
ええ、海洋堂の「ジュノーンワークス」です!ちょっと関節に
切ったプラ材や市販のモールド入りプラパーツ、エッチング、
リード線くらいを追加するだけで、全身パーツであれができます!
「製作中のジュノーン」ジオラマを!ヤフオクで何万も出して
海洋堂のジュノーンワークス買うよりこっちのがいいかも
知れませんよ。今ならIMSからコクピットを移植もできるし、
スケール的にも問題なし(全高21cm)。
こういう事ももしかして予測してこういう分割、モールドを
つけたのかも?やはりWSCはすごい!!いいキットでした!

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