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マイナーキッツ

主に製作したキットを公開する場にしたいと思います。 シャシンが見づらかったらお知らせお願いします。 描いた絵も要望があればのせる事も。よろしくおねがいします。 リンク先のピクシブはえろくさい絵やうごイラやまんがばっかりなので 見る方はご注意下さい。

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ボークス SSS オージェ・アルスキュル完成(製作記事あり)

ボークスのスーパースピリッツシリーズ(SSS)より、
オージェアルスキュル完成です。製作記事は後半に
記載して、まずは完成した姿を。
AKD試作MH・シリアルNo:Aa4033「アルスキュル」
 


今回はめずらしく開始一枚目がフラッシュ写真です。
ジャバラのスミイレラインがくっきり見えてうれしい。





簡易ですがディオラマ台も。対決場所の荒野ぽくしました。





































手首は両手ともアルミ線である程度動きをつけれます。
スパッドの向きも多少変えれます。





下から装甲裏を見た所。動きがある固定ポーズらしく、両腕の
つけ根のジャバラがうねり関節部分は別パーツにせず彫刻で再現。



恒例?な窓の側で撮影。気温が上がりませんっ・・写真も、今回も
逆光が強すぎてシルエット写真みたくなってしまいましたっ・・。



背景白の紙で。けっこうぼやけず全身が見えますね。


 
ブラフォードのヤバさに気づいて巨大な光学防御バインダーをはずした
場面も2ミリアルミ線2対で差し替え。穴の位置はバインダー の自重に
耐えれる位置に穴あけしたので、おまけ的な要素で。









 

キットに付属するニュータイプイラスト版の頭部。
このキット、スタビライザーの基部もオプションで付属したり
ホントにサービスがいい。もちろんもったいないので塗装。
少し前に100イチのエルガイムに出てたオージェの「アタマだけ」
どこかのメーカーでそれなりに高額でキットが出てましたが、
ボークスではおまけです。大サービスだボークスっ!







大きさはこんな感じ。けっこう両足も元のポーズから広げて、全高は
下がったにもかかわらずかなり大きめ。ほんとーにこのキットはサービスがいい!



アルスキュル「オージェ」でした。
それでは製作記事、いきますっ。


 

ー94年、ホビージャパン。3月号に海洋堂のオージェが立体化、
キット発売の先端を切り、以降この年になんと5機ものスケール
違い、立体化の解釈の多様さを見せつけた素晴らしいオージェが
次々と発売されました。wave、WSC、海洋堂そしてこのボークスと。



 
上は3月号、海洋堂の市場最初に出たオージェ。塗装に注意。
このいわゆる「レッドミラージュ」に酷似した赤と白の塗装が、
デザイン集「AKD]が売られる7,8月ごろまで続く。
海洋堂、wave、WSCの塗装が原型氏オリジナルなのはそのため。
94年10月以降は、デザイン基準の本体クリームイエロー、
足のラインが青にメーカーも完成見本を仕上げるようになる。
下、94年10月号の広告、カラーページの製品紹介。

  




 





この94年10月号は、なんと4社が同時にオージェの
キット広告をホビージャパンに出したww、記念すべき
広告の号。海洋堂は3月に続き早くも1/220でリリース。
WSC、waveは以前もブログで紹介しましたね。そして
FSSキットファンは必ず所有をおすすめする、waveの
レッド増装備作例もある94年11月号の広告、そして作例。



11月号は10月号で伝えきれなかった、同時発売のアパッチを
中心に広告。左の帯の文字を読みますね

『カステポーの惨劇のドラマが1/100でよみがえる!本誌の作例があなたの
MHコレクションに加わるのです。(略)そしてアパッチ。アトロポスの
オージェを翻弄する、このごつい奴こそ、格闘戦では油断が出来ないのだ!』

・・・熱い 熱すぎませんかボークス。そうです。本気で「コミック本編の
白熱の対決を造形するんじゃーーい!!」という気迫・・あ・・熱・・





11月号、カラーページでの作例紹介。
本編のままの難しい造形のポーズ、そして大サービス価格でのリリース。
ボークスありがとう!!


その そろそろ製作記事いきません?(あっ・・・・・)




1,2,3:えー では製作です。といっても毎回の通り、バリ取り、
成型ライン処理、カケ、気泡埋めです。ただ、このキットは2005年
ごろの再販版で、パーツ成型がよくできてます。94年当時は前の
ホーンドミラージュのようにアナカケが多かったのですが、これは結構
手間どらず進められました。とはいえない訳ではないので、しっかり
処理します。1,2では腰の装甲のふちが欠けているので、キットのバリ
を接着して直してます。3はいつものアナ埋めですね。



キットの左手首。非常にびっしり彫り込まれたモールドが美しい。
しかし。これを切ったはったで改造します。・・・。ボークス、すまん!



この改造はやるやらないは人によるので番号なしで書きます。
指を細く長く作り直し、ばっと大きく開いた形状にします。
このようにレジンを切って貼って作ってます。親指に
タミヤのレザーソーを入れてますね。



このようにカッと開いた、長く細身な指で冷酷さを強くした表情に。



あと自分が一番気になってるのは、いわゆる「自分の光剣でバインダー切っちゃった」
ポーズの右腕w。色んなネットの作品、ボークス作例でも切っちゃう
位置なんすよね光剣がバインダーを。これは絶対なんとかしたかったので、
バインダーの接着を説明書より急な角度に変えます。これで自分の装備
切っちゃった☆ソープさまゴメ~ン ・・・な状態でなくなります(気に
しすぎじゃねえの?)まあその これもやるやらないは個人の進行でっ・・



アナカケ整形完了、タミヤホワイトサーフェイサー吹き。
おトクのロング缶なら、一缶も使いませんよ!



バインダーはこのように、14800円のキットながら
かなり巨大に。ボークスのサービス心が燃えてます。
たぶんwaveの144オージェの全高と同じくらいの大きさかも?



4:サフをしっかり乾燥させて、400~1000番やすりで磨きます。
いつもどおりすね。
5:削りくずなど洗剤で洗い除去。いやー いつもどおりすね。
・・・手間はかかってますよもちろん!この時期の室温1度でも洗ってましたよ?



6:いよいよです。このキット、組立てまでは初心者でも十分できる
親切なパーツ構成で、「ぜ~んぶ筆塗りでゆっくりやるわ」や、
「まあ適当にオイルステインでもブッかけて、表面布でぬぐえば
スジ彫り茶色で線入っていい飾り物にならね?」-というやり方も
もちろんで、事実スミイレだけでいい飾り物になるようにナンバーや
文字も彫刻されてる、優れたシリーズです。
しかし。いざ全ブラシでマスキング塗装となると。このキット牙をむきます。
まずは序章で本体色とバインダーの全体下地吹き。始まりましたよ・・・

7:ここからがキットの山。関節もすべて1パーツで作られているので、
マスクしまくりです。めんどくさがってやる人少ないバインダー裏も
しっかりマスク。完成後、見映えよくなりますよ!



8~11:FSS屈指のマスキングを課せられるオージェの足。
でも前のルミナスほど困ったりしないすね。切った貼ったの大きさは
豆粒みたいなやりずらいマスクじゃないので、塗料がしっかり乾燥、
また上にマスクを繰り返し。あせったらロクな事にならないので、
時間をかけて。まずは関節色をマスクです。



このように銀色のふちが曲面とあいまって見映えいいバインダー裏に。
やったほうがいいマスキングすよ!

 
12:第3マスク。銀をマスキング。
13:第4マスク・足の青いラインをマスキング。
肩の赤なども同時に進めていきます。
14:マスクする箇所が多くてマスクし忘れた場合でも、
冷静に乾燥後にまたやりなおす。腰の基部も一体成型
なのでもちろんマスクして吹く。
15:足は赤いひし形、黒のラインと何度もマスク。
7回マスクしました。マスクやりそこねも入ってます。



今回は簡易のディオラマを作ります。いえその なんとなく
荒地にガッと足開いたオージェ立ってるとカッコいいだろうなー・・・と・・。
16:たまたまあったコルクボード。なんか古びてるけど
どうせなので使用。180番など粗いやすりをかけて木の面を
なめらかに直します。400番で仕上げ。ニスを塗って乾燥後に
ふちをマスキングします。
17:地面を作る面に木工ボンドを多少水でうすめて塗りこみます。
次の石膏やミラコンをしっかり食いつき定着させるため。
結構ボンドがかわいて透明になりつつある所に、今回は
地面のミラコンを流してすみずみ塗り込みます。

以降の製作写真を撮っていないので書くと、ミラコン乾燥後
タミヤのダークイエローをスプレーして乾燥後、タミヤ
アクリルのダークアース、レッドブラウンなど地面系の色を
ブラシと筆で塗り込み、乾いた表面に明るい色をさっと
ドライブラシしました。石膏やミラコンの割れは木工ボンドで
埋めて直します。



完成はこんな感じ。アイゼンでひっかいたあとはつけない
ほうが他の模型も飾れてよかったかも?(あっ・・・)

 
塗装、スミイレ完了時の接着前に並べて写したもの。
バインダー内部の銃砲兵器6パーツとバインダー4パーツは
接着しないと作りづらいので形にしてますが、それ以外は
1パーツ構成。足のもも、関節、ヒザブロック、すねも
すべて一体成型。かなりガマン強くマスキングする事に
なりましたw



接着ですが、ここもこの一枚しか撮ってなかったので文章で。
もともとある大きいダボは非常に有効なのでそれにあわせて
軸入れのアナもあけます。足と肩はものすごい自重がかかるので、
太い2ミリのアルミ線で軸入れ。特に両腕と胴体の軸入れは、
バインダー4×3の12枚のすごい自重がかかるので、短い
軸入れではなく 胴体ごと貫通して 長い一本の2ミリ軸を
ぎっちり入れて対策。さらにダボの下にも1ミリ真鍮線を
軸打ちして2本でがっつり懸架します。
腰の装甲はかなり動く余裕がある作りなので、固定せず
アルミ線で動かせるように。左右手首も同様に金属線可動します。



しっかり軸打ちして2液エポキシ接着を中心に接着、乾燥後にバインダーに
パールブルー、ホワイトのクリアーを吹き、最後に全身にクリアーを吹いて
完成です。

キットは、この内容で14800円はホントに破格といえるもので、
箱にびっしり入ったパーツでわかるサービスあふれる好キットです。
迫力のポーズも飾ってはじめて静の直立と動の立ち向かうポーズの
対比の妙に、直立ポーズで完成をコレクションしているユーザーにも
ぜひおすすめできるキットです。
もちろん2005年以降再販を確認してはいません。が、つい最近
なんとホーンドミラージュが再販(!)、SSSシリーズ再販の
期待も高まります。たとえIMSでプラキットが出ても、これも
前回のバンドール同様「これでしかできない表現」そのものです。
もしキットを所有してましたら、ぜひ作って下さい。
正直組んでスミイレだけでも素晴らしいすよ!





 
















毎度ながらみづらい立体視。
ちょっと今回 ・・・いつに増して見づらくない?(ああ・・・)

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ワークショップキャスト バンドール 完成 (製作記事あり)

ワークショップキャスト・バンドール完成です。
まずは完成した写真です。
 




 

 

先日の撮影でなかったショックホーンを取り付けて撮影。メタル製、
差し替え可能。日光が少なくなると、写真もカゲが増えますね。







E-N-Gソード、エネルギーソード。パイプはメタル製で、
素材ならではのぎらっとした重さがいい表現です。





背面を横から見ると、2本の牙を持った龍がひげを下ろしているような
横顔が。こういう所が他のロボアニメなどのデザインに足りない気がします。
「かっこいいブロックの集合体ロボ」では追いつけない部分ですね。



背面は12枚もの装甲に守られた密な姿。まるでマントを
下ろしたフルプレートアーマーの騎士のような姿に。















今回も恒例の窓の側撮影を。
さっ寒い!早く窓を閉めろっ!!





なぜか今回フラッシュ撮影はこれだけです。ミョーに
青っぽいですねなんか。おそらく逆光撮影だから、カゲも
残ってますね。それでも細部の塗り分けもよく見えますね。



ワークショップキャスト、バンドール完成でした。
この電気騎士、呼び名が多くバングドール、バング、
破裂の人形とありますが模型誌で長く通っていた、
バンドールが好みです。スッパリしていいすね。
それでは製作記事いきます。


 

今回は事情が困きゅ ・・・と 特殊なので唐突ですがバンドールです。
しかしなんで自分はこれを「次回作るからママレモン水入りタッパに
パーツいれて剥離油分を漬け置きしておく」にしてたんだろうな~
絶対同じWSCでもレッドミラージュのが全然らくなのに。とはいえ
なにげなしに「作って出す人ぜんぜんいないし出ててもどこかの
中古ショップが引退モデラーの処分した古びた完成品しか出てないし
自分がやろうかなーWSCのバンドール」と思いついてやってしまい
ましたね。じ 時間ないのにこんなキツイキットが今年最後だとはっ・・。

:こういう重厚なバンドール、もう出てないぞ!

キットは WSCは毎回言うまでもないですがFSS造形最強の原型氏の
作なので、買って作って。以上。 ・・・しか言えないくらいいいんですが、
とりあえず「ボークスの細身のレジンのハイスペックGKが至高」とか
「色分けプラパーツで簡単なバングでいいじゃん」という話はあると
思いますがここでは『印象』について。

その、もし今回のこのバンドール。もし、もしもですがこれが
WSC生嶋氏ではなく、どこかのアマチュアさんがスクラッチで作って、
ワンフェスなりで20個限定で個人で複製して売ってたらどうなると思いますか。
恐らくですが、ワンフェス会場でマッハの開催ダッシュでディーラー卓に
走り、そういう欲しがる人が怒涛のようにダッシュで、もはや暴動まで
あるほどにこのバンドールを争って買う事になると思います。
もし95年ごろにそういう事があったとしたら、それこそ世界に
20個の超希少キットで、オクで数十万の取引確定でしょうね
 
何が言いたいかというと、これは絶版品ですが、トイズプレスさんが
再販やWSC復活で再販もあるかも知れません。が、それがあっても
「これは個性的な、この人だからこういう形になったバンドールだ」と
いうのがわかるのです。最近、同じ形のバングドールばっか見るんすよね。
つまりはボークスのIMS、ハイスペックで、今やこれ以外バングは売って
ないのでずーーーーーっと、この細身のバングばっか見るんです。

たまに「いきなり出た新人の1/100レジンMH!」みたいなの、今もう
ないですよね。以前はムーンライダーズの暁姫やもちろん「天才」谷明氏が
いきなり強烈な作り込みでデビューというのがありましたが、今はこの道の
プロしか買える製品のキット出してないですよね。このWSCバンドール、
今は全然見ない、みっしりした重そうな造形がすごくいいんですよね。
 逆に「今」新鮮だな、と。このキットの状況は、数量限定のアマチュア
キットと似ていて現存数も少ないです。レジン、メタルの重厚なパーツ。
つまり、
「こういう重厚なバンドール、逆に新鮮でいい感じ!つーか作った人
間違いなくこの道最強の方だし!もう下取りキットしかないし、会場
限定キットに近い希少な存在だから作るといい感じっスよ!」なんですよね。
また前置き長いすね ではキット製作です。

 

いつもの光景です。前回のプラキットでこういうのなかったな
そういや(あったらプラキットメーカー総叩きされちゃう)。
レジンキットイコール気泡処理です。気泡アワのアナがあいた
カドを切り欠いてレジン片接着、修正。ヨシ、あとたった
76パーツだー(ギャッ)



1~4:上腕部。カドと中央上あたりにへこみ。浅くカドを切り欠くも
気泡まで届いてないので深く切り欠きへこみにもレジン片接着。



プラズマソード ・・でしたっけ。思い出したENGソードだ、エネルギー
ソード。燃料刀すね。(直訳しないで)なぜかGTMから全GTMがこの
高熱刀と化してますね。ガットブロウ。12巻まではグフのヒートサーベル
持ってるのバンドールだけだったんですけど。・・・。えー、キットの
ENGソードですがなんつうか杖みたいな短めな大きさかな?と見えたので
1cm程度延長してます。長剣にするとカッコはいいのですが、ソードに
メタル製のパイプを接着で、ヘタに延ばしすぎると付属のメタルパイプの
長さが足りなくなる恐れがあるので(1ミリパイプはマジでぎりぎりの長さ
しか入ってませんw。2ミリパイプは10cmくらい余り、一度くらいは
折ったり失敗しても耐えれます)適度に延長します。



レジンブロック(これはボークスのエンゲージのレジンランナー)を
切り出し、真鍮線を貫通して軸打ち接着。やすりをかけたり、結構
薄い刀身に力もかかるのでこういう延長はしっかり軸打ちを。

 

もはや独房の囚人の境地の光のない目になりつつ76パーツ気泡処理終了。
まだちゃんとしたパーツになりつつある途中ですねこれでも(ギャッ)
そりゃみんなボークスのプラキット作るわな。しかもこのキットでは
簡単な作業ですしこれ。極悪メタルパーツとこんがらがる接着が待ってます。
律儀に全部裏側モールドある装甲全部のマスキングも。嬉しい悲鳴だ!(ギャーッ)
とはいえ。やはりFSSキャストキットはいい!!この機械彫刻機も
デジタル彫刻機材も当然ない、91年の素手と刃物で彫り込まれた
技を見よ!ですね。全身に刻まれたルーン文字も全部手彫りという。
人類の技と思えないすねホント(FSS造形はほんと、ね)。



GK初心者が見ると「おーっ、金属だ、メタルだ!重い!すげー!」と嬉しがる
大きいメタルパーツ。何度かメタル付きキット完成させたユーザーが見ると
「メタルか・・う 嬉しいけど、折れそうだな~・・どー扱おう・・重さのバランス・・」
となるメタルのスタビライザー、パイプ、オプションパーツのショックホーン。
こ これをS字に曲げたりするのかっ・・折れそー・・慎重に慎重にやらないと・・。



メタルの磨きと成型ラインも処理して、レジンキットの守護神
タミヤホワイトサーフェイサー。なんか右側にどでかいハダカ女子と
思われるものがありますが そのうちに・・。



5~8:サフで見えやすくなった気泡を追い討ち処理。あるわあるわw、
ベージュのレジン状態で見えなかった微細気泡が。アナを広げて延ばし
ランナー接着したりパテ+瞬着、やすりがけで処理。この2パーツ以外に
70パーツ以上ね。(・・・・・。)



全パーツ追撃気泡処理、けずりくずを洗剤で水洗い、乾燥。
もしこれがバングのプラキットだったらもー塗装後のスミ入れ
まで行ってるだろうな~・・。



初回全塗装。調合は、本体は白に青少量、黒少量、紫少量。
青、黒をしんちょーーーに様子みながら、数滴一滴づつ入れて
いい「うす青」になるかよく見る。紫はマジでわずかでいいです。
もう少し入れようかな、と調子づくとスゲー紫に瞬時に染まります。
関節はウォームグレー系とブルーグレーを調色して用意します。
かなり本体色は使うので余裕見て40ml以上作るのも手です。
白はホントはグランプリホワイトを、とある方のマネして吹きた
かったのですが手元のがエンゲージSR2か何かの調色で使い切ってて
なかったので白+ディトナグリーン少量で。もー少しグレイよりの白かも。



本体色塗装後に気泡があったら吹いた色をけずり落として気泡処理。
ま いつもの光景すね。

 

9,10:始まりましたこのキットの極悪ゾーンに。手始めに丸い大型
べイルの12の小さい円をマスク。塗装した盾の色をキズつけないために、
「テープ直貼りの上からナイフでなぞって切り取る」は使いません。
すべてテープ切りだしてマスクします。



もはや涅槃の境地に入りながら(涅槃とか使って知性派気取ってますけど
ホントは寝そうになりながら腕動かしてただけっスね)マスクしつづけ
装甲裏もすべてマスク。ああ・・いいなあプラキット・・・。この状態でオクに
出したほうが価値が高いな。はがす楽しみも提供できる!(長時間作業で
狂気に入ってるね!)



バンドールのカラーデザインの都合上、2重にマスクするパーツも。
べイルのイナズマや白を使う部分などですね。



結構時間を使ってしまいました。自分のいまの事情で、早めに作り上げる
必要があるので製作写真はここまでしか撮れなかったです。この後ずーーっと
みっしりド集中してスミ入れ、修正、接着面の塗装はがし、金属線軸打ち、
2液エポキシ接着・乾燥繰り返し、そして修正・・で、写す余裕なしでした。

作る人向けに書くと、まずスタビライザーですが接着の順番は最後でも
大丈夫ですが、ドラゴンヘルメットの裏側に3箇所ピンバイスで穴あけは
最初にあけておく方がいいですね。2ミリのメタルパイプは指で曲げたりせず、
ラジオペンチの平らな面にはさんでわずかづつ、慎重に曲げていきます。
みしっと何か鳴ったらすぐ止めて曲げて伸びる面を確認。ひびや亀裂が
あるなら中断してそれ以上曲げてはいけません。ひびくらいは埋めて
直せますが、折れたら接着困難ですメタルパーツ。慎重に!
装甲の接着順は、腰の前面の4枚以外は接着しても、足を接着できます。
けっこう装甲パーツが広めに配置してるので、ももの根元にもしっかり
力入れて調整できます。足首はアイゼン4本、内側にナナメ気味に
つく構成ですが垂直、外側に向けたほうが安定はします。ただしカッコは
つかなくなる感じです。悩みどころのひとつですね。自分は内側にしました。
腕とENGソード、腕とべイルにつなぐメタルパイプは、ソードの右腕は
ソードを手のひらに接着、もしくはテープで止めてパイプを接着すると
わかりやすいです。メタルで塗装面にキズつけないように注意。べイル側
左腕は慎重に曲げて取り付け以外打つ手がないです。上腕のS字曲げは
・・・・・ がんばりましょう!(運すねもー折れるかどうかは)



大きさはこんな感じ。前回作った144プラと違いやっぱ
迫力ありますね~1/100MHは。

 

WSCバンドールでした。
ムネのパーツの接着面に、原型完成時期が刻まれていて
91年11月と彫られてます。30年を経て完成された今回の
バンドール。自分の見た感じですが、まっったく今の造形と
引け目はないと思われます。なんというか、カッコつけて
ないですよね。足長くて細くて、と。ただただぎしっと重さが
ある密な造形。この路線、99年ごろからなくなってきた気が
します。「重く、太く」と。カッコいいメカじゃなく、
「強そうなメカ」を再現してると思ってます。わりとこういう
見せたい表現を出してる事は重要と思ってます。細身でカッコ
いいけど弱そうなのと、みしっと重く強そうな造形。どちらが
好みか人による所ですが、自分は強そうなメカが好きですね。

とはいえ・・・このキット、ガレージキットはじめての人には
すすめられないなー・・。腕とかわりとこんがらがりましたね今回。
メタルのパイプがやり直しほぼ不可能なので、ホント慎重に
ゆっっくり試しためしに曲げて、少し切ってと。キャストパーツも
整形に手間はかかりますし。・・・・・。やっぱボークスのIMSのが
安心して作れるしいいでしょうね~・・。そもそも入手困難でした
よねこれ。オクを見たら、みっつもキット出てましたが全部
5,6万も値段つけて出てました。みっつも出てるという所に、
「このキット難しそうで作るのあきらめた」感がよく出てますねw。

何はともあれ、このバンドールが超よくできた造形なのは
間違いありません。もしキットを所有してましたら、正直キツいけど
ぜひ作って下さい。ぱっと見て「強そう」でアイスブルーの冷酷さを
持つ密度ある姿は、まさに飾れるデザインです。
ほんとにいいキットですよ!




 


破裂の立体視っ!と言うものの今回も
大して立体視感出てないすね。ああ・・。








追記写真・室内蛍光灯撮影など











 


 


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